CBDオイルを買ってみたけど、思ったより苦味が強かったりオイルの口触りが苦手だったことってありませんか?水溶性CBDは無味無臭の粉末状で主にドリンクに混ぜて使える新しいCBD商品。
今回の記事では水溶性CBDのメリットを中心に、特性や使い方などを徹底解説していきます!
水溶性CBDって何?普通のCBDより吸収率が高い??使い方やメリットを解説!
【①水溶性CBDとは?特徴や使い方を解説】
⑴水溶性CBDとは?
水溶性CBDとは水にも溶けやすいCBDのことです。CBD(カンナビノイド)は油やアルコールに溶けるものですので、オイルタイプの商品が主流となっていますが、CBDを水溶性化、ナノ化する技術が発達したことで、水にも溶けるCBDが販売されるようになりました。
CBD業界の最小は10ナノメートルと言われています。1ナノメートルは1メートルの10億分の1という天文学的な数字で、世の中のあらゆる物質を形成する分子のちょうど1個分だそうです。
⑵水溶性CBDの使い方
水溶性CBDは水溶性化したCBDをさらにナノ化してパウダー状になった商品が一般的です。水溶性CBDは無味無臭で、コーヒーや水、プロテインなどにさっと入れて飲むことができます!
【②水溶性CBDとは?メリットを解説】
⑴水溶性CBDは吸収率が高い
水溶性CBDのメリットは体への吸収率やスピードが上がることです。普通のCBDに比べて最大600倍とも言われています。また、従来のCBDよりもドリンクに馴染みやすいこともメリットです。
⑵CBDオイルの苦味が苦手でも摂取できる
CBDオイルには植物独特の苦味やオイルの口触りがあります。水溶性CBDは無味無臭の粉末なので、CBDオイルが苦手な方でも摂取しやすいことが特徴です。
吸収率は落ちてしまいますが、CBDオイルでも苦味を感じず摂取する方法があります。そちらについては過去のブログを参考にしてみてください!
【CBDオイルが苦手でも安心!苦味を感じない摂取方法をご紹介】
⑶摂取量を把握しやすい
CBDオイルは1滴あたりどれくらい成分が取れているか分かりづらい場合があります。水溶性CBDは1包当たり20mgほど含まれていることが多く、摂取できる量が把握しやすくなっています。
CBDを使う時、量の把握は大事です!例えばCBDには二相性という特性があり、夜のリラックスには量を多めに調整しなければいけません。
CBDオイル1滴で摂取できる量については過去のブログを参考にしてみてください!
【1滴で摂取できるCBDの量は?CBDオイルの濃度と含有量の関係も徹底解説】
⑷持ち運びに優れている
水溶性CBDはスティックタイプになっており、オフィスや外出先でも人目を気にすることなく使えます。また、CBDオイルに比べて保存できる期間も長いこともメリットです!
CBDオイルの適切な保管方法については過去のブログを参考にしてみてくださいね。
【CBDの保管方法、劣化しないCBDオイルの保管方法を解説】
【②そもそもCBDとは何か?】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。その証拠に、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵CBDはリラックスを引き出す成分
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBD商品の種類
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!