CBDはどのくらいで効く?摂取後の効き始めについて解説

 この度は当ブログ(イップクCBD)にアクセスしていただきありがとうございます。イップクCBDでは忙しい現代に「一福(服)」を届けられるように、CBDの活用法などをご紹介しています。

 今回の記事は、「CBDを摂取してから効果が出るまでの時間が知りたい」という方のためのブログです。

この記事で分かること

①商品タイプ別の効果実感までの時間

②効果実感を早める方法

③即効型と遅効型のメリットデメリット

 筆者は、主にCBDに関するメディアを運営しているWebライターです。不眠に悩まされていた時、留学先のカナダでCBDに出会いカンナビノイドコンサルタントとカンナビス販売資格をカナダで取得しました。CBDについて少しだけ勉強していますので、そこで学んだことを皆さんと共有できれば嬉しいです。それでは早速、CBD摂取後の効き始めについて見ていきましょう。

CBDはどのくらいで効く?摂取後の効き始めについて解説

【①CBDはどのくらいで効く?摂取後の効き始めについて解説

⑴CBDが効き始めるまでの時間

⑵即効性のあるCBD

⑶効果の持続が高いCBD

【②CBDとは】

⑴CBDは植物性由来の成分

⑵CBDはリラックス効果がある

⑶CBDにはどんな商品がある

CBDはどのくらいで効く?摂取後の効き始めについて解説

⑴CBDが効き始めるまでの時間

 CBD商品の効果を体感するまでの時間は個人差がありますが、効き始めが早いタイプのものでは摂取してからすぐに効果が発現します。また、体の状況や摂取の仕方によって、効果を体感するのが早くなったり遅れたりすることがあります。

 もし今使っているCBDの効果がなかなか感じられない、感じにくいとお悩みの方は効果を感じやすい摂取方法などについて過去に記事を書いていますのでそちらも参考にしてみてください。

【CBDオイルの効果が感じにくい?量と期間と質を見直そう】

⑵即効性のあるCBD

 CBD商品はそれぞれ効果発現までの時間が異なりますが、中でも1番即効性があるのはCBDベイプと言われています。CBDベイプは吸引摂取と呼ばれ、喫煙や気化によって肺から吸収するため効果が早いです。即効性のある分、CBDオイルなどに比べると持続時間が短くなります。

効果実感まで →数秒から数分(摂取方法の中で1番早い)

効果が続く時間→2時間ほど(※個人的な感覚)

吸収率    →30%〜50%

用量     →1〜3回の吸引

⑶効果の持続が高いCBD

 CBDオイルやCBDグミは効果を実感するまで2時間程度かかると言われています。その代わり体内にとどまる時間が長いので、効果の持続時間はCBDベイプなどよりも長くなります。CBDオイルやグミなどの商品は、基本的に空腹時では効果実感が早くなることがポイントです。

CBDオイル(舌下摂取の場合)

効果実感まで →15分〜1時間(空腹時ではより早い)

効果が続く時間→4時間ほど(※個人的な感覚)

吸収率    →15%〜40%

用量     → 初回は5ミリ〜10ミリ推奨(吸収率を計算に入れた後の数字)

CBDエディブル(グミなど)

効果実感まで →1〜2時間(空腹時ではより早い)

効果が続く時間→3時間ほど (個人的感覚)

吸収率    →10%〜30%(空腹時ではより多い)

用量     → 初回は5ミリ〜10ミリ推奨(吸収率を計算に入れた後の数字)

少しでも効果を感じるまでの時間を早めたいという方は、その方法などをご紹介しているこちらの記事も参考にしてみてください。

【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】

【②CBDとは】

⑴CBDは植物性由来の成分

 【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。その証拠に、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています。

 2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。

⑵CBDはリラックス効果がある

 CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。

①CBDが身体のバランスを整えるから

 人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。

 ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。

 実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。

ECSの乱れによって生じる体の不調

自律神経機能の不調

不定愁訴

うつ病

アルツハイマー

糖尿病

心臓病

アレルギー

線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)

偏頭痛

 カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。

ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。

【ECSって何?体への影響やCBDとの相性など解説】

CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。

【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】

②CBDが自律神経を整えるから

 CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。

CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。

【自律神経を乱さないための習慣】

⑶CBDにはどんな商品がある

 CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。

主なCBDアイテム

CBDオイル

CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)

CBDバーム(クリーム、リップ)

CBDバスボム(入浴剤)

CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)

CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください

【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】

【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】

【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】

 CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。

 CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。

 CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。

【③補足と注意事項】

 現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。

 CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。

 服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。

 特に、CBDの摂取が1日100mgを超える場合は、下記のような医薬品との相互作用に注意して、使用前に主治医に相談することが必要です。

ベンゾジアゼピン、抗うつ薬、抗精神病薬、麻酔薬、ステロイド、免疫抑制剤、抗凝固剤、スタチン、抗不整脈薬、カルシウム拮抗剤など