「CBDってどれくらい摂取するの?」
「1日に何回くらいが目安?」
「摂取量の基準はある?」
CBDを買ってみたものの「1日何回くらい摂取すればいいのか」迷うことってありますよね?
CBDは量を間違えると、全然効果が感じられなかったり、寝る前に逆に目が覚めてしまうなんてことにも。今回は「CBDの摂取回数と、摂取量の基準」について、一緒に疑問を解決していきましょう!
CBDは1日何回摂取する?摂取量の基準について解説
【CBDは1日何回摂取する?摂取量の基準について解説】
⑴1日2回程度が基本的
基本的に、CBDは摂取回数が決められているわけではなく、自身がリラックスしたい時に摂取するという考え方で大丈夫です!あえて目安を決めると1日2回程度になります。
1回目は朝の倦怠感の改善、2回目は就寝に向けてのリラックス効果に使っているという方が多い印象です。それらと合わせて、筋肉痛や肩こりがある場合はCBDバームを一緒に使うこともできます!
CBDを使う場合に注意したいことが「CBDの二相性」!CBDは摂取する量が少ないと目が覚めてしまうこともありますので、リラックスに使いたい場合は多めに摂取するようにしましょう!
二相性については、次の章か、過去のブログでもご紹介しています!
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や特性を徹底解説】
⑵CBDは低用量だと覚醒、高用量だとリラックス
先ほどの通り、CBDには『二相性』と呼ばれる特性があります。二相性とは同じ物質が低用量と高用量とで反対の効果を持つことを言います!
CBDに関してはこんな感じです!
低用量:覚醒作用(カフェイン的意味)
高用量:鎮静作用(リラックス)
つまり、CBDでリラックスしたい場合は多めにCBDを摂取する必要があり、朝の目覚めを良くしたい場合は低用量にする必要があります!
⑶CBDの1回の摂取量は60mg?
低用量や高用量の基準って判断が難しいですよね?
結論から言うと、「体重50kgで1日2回の摂取だと1回あたり60mgで高用量」です。
例えば、CBDオイルの容器が10mlで、濃度が30%の場合は、1滴あたりのCBDが12〜15mgほどになりますので、1回あたり4〜5滴くらいが高容量(リラックス用途)の目安になります。
反対に、「1回あたり20mgで低用量」です。
先ほどのCBDオイルの例だと、1〜1.5滴くらいが低容量の目安になります。
より詳しいCBD摂取量の基準は過去のブログを参考にしてみてください!
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や特性を徹底解説】
ちなみに、CBDグミは1個に含まれているCBDが大体20mgですので、量の計算がしやすいことがメリットです!
⑷CBDの吸収率を上げる方法①
CBDにはさまざまな摂取の仕方がありますが、中でも一番効果的なのは舌下接種です!オイルを舌の窪みに30秒から60秒ほど溜めてから飲み込むことで、吸収率と即効性がより高くなります。
『③舌下に溜めて飲み込む』
消化される場所 :下の裏側にある粘膜
吸収率 :15%〜40%
効果の発現時間 :30分〜1時間
効果の持続時間 :2〜4時間持続
⑸CBDの吸収率を上げる方法②
CBD商品は主に2つの製法によって作られています。それが『CBDアイソレート』と『CBDディストレート』です。基本的にディストレートの方が効果を感じやすいです!
CBDをはじめとするカンナビノイドは、単体で摂取するよりも他の成分と合わせて摂取した方が効果が見込めると考えらていて、それを相乗効果(アントラージュ効果)と言います。
ディストレート商品はCBD以外のカンナビノイド(CBN、CBGなど)、テルペン、フラボノイド等を全て含んだものなので、体感が高いとされています。ビタミンで言うと、マルチビタミン製品かそうでないかという感じです!
効果があまり感じられない場合は、まず初めに自身の商品がアイソレートかディストレートかを見直してみることをおすすめします!
相乗効果については、過去のブログを参考にしてみてくださいね!
【アントラージュ効果って何?CBDアイソレートとCBDディストレートの違いを解説】
⑹CBDの吸収率を上げる方法③
CBDを購入するとき、 CBNとか、CBGという種類を目にしたことはありませんか?先ほども少し触れましたが、CBDディストレートにはそのような他のカンナビノイド成分も入っています!
CBNは「眠りのカンナビノイド」と言われていて、カンナビノイドの中で最も強い鎮静作用を持っていると言われています。
CBNが睡眠に対してどのような効果があるのか?ということはまだ不明点は多いものの、CBDとの組み合わせによって鎮静・催眠効果が期待できると言われています!
CBGは「全てのカンナビノイドの元」となるカンナビノイドです。筋緊張や痛覚を制御するイミダゾリン受容体との関係から、鎮痛・鎮静作用があるという声が多いほか、CBGは朝の目覚めに効果的と言われています!
夜にリラックスしたいときはCBNが多く含まれているCBD製品、朝の目覚めを良くしたい場合はCBGが多く含まれている製品を選ぶようにしましょう!
【②CBDとは】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。その証拠に、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています。
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵CBDはリラックス効果がある
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBDにはどんな商品がある
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!