この度は当ブログ(イップクCBD)にアクセスしていただきありがとうございます。イップクCBDでは忙しい現代に「一福(服)」を届けられるように、CBDの活用法などをご紹介しています。
「CBDって本当に安全なの?」
「CBDはいつ使っても問題ない?」
「CBDには副作用があるって聞いたけど、、、」
今回の記事は、CBD商品を使う時の注意点と、使う前に必ず知っておきたいことについて分かりやすく解説します。
読むのが辛い、後でじっくり読みたいという方は以下の3つだけでも覚えてくださいね
①CBDは安心、安全な成分
②質の悪いCBDはNG
③気になることがあれば医師に相談
【CBDを使う時の注意点とは?CBDを使う前に知りたいこと】
【①CBDの安全性】
⑴CBDはハイにならない
⑵CBDは中毒性がない
⑶CBDに重篤な副作用はない
【②CBDを使う時の注意点】
⑴THCフリーかどうかを確認
⑵運転前や妊娠中は注意が必要
⑶服用中の薬との併用には注意が必要
【①CBDの安全性】
⑴CBDはハイにならない
最近テレビやニュースでも話題となっているCBDは、基本的に安心、安全な成分です。しかし、原材料が大麻ということでその安全性を気にされる方も多いのが事実です。
CBDは大麻草から採れる成分の1つですが、実は国内で違法なのはこの成分のうちTHCと呼ばれるものだけです。つまり大麻自体が違法な訳ではありません。
CBD=Cannabidiol(カンナビノール)
THC=TetraHydroCannabinol(テトラヒドロカンナビノール)
大麻が含有するカンナビノイドと呼ばれる成分の枠組みは同じですが、CBDとTHCではその効果と人体へ作用する場所も違います。
CBD=精神作用(ハイ)をもたらさない
THC=精神作用(ハイ)をもたらす
人間の体には、成分を受け取るCB1受容体とCB2受容体という受け皿が存在します。このうち、CB1受容体へ作用する成分は精神作用(ハイ)をもたらすと言われており、THCはそれに当てはまります。しかし、CBDはこのCB1受容体には作用しません。なのでCBDを摂取してもハイには決してなりません。
「CBDに精神作用が全くない」というと少し語弊があるので解説します。厳密に言うと、CBDにはリラックス効果があるのでその意味で精神作用はあります。例えば、コーヒーには覚醒作用がありますが、それも厳密には精神作用があるということになります。しかし、繰り返しにはなりますが皆様がイメージされるようなドラッグとしての精神作用(ハイ)は全くありません。
CBDはもちろん国内で合法な成分であり、WHOや日本の厚生労働省も安全性や有用性、使用を認めている植物性由来の成分です。
⑵CBDは中毒性がない
2017年に発表されたWHO(世界保健機関)の報告書では、CBDに依存性・乱用性がないということが確認されています。また、国際的な薬物依存に関する専門委員会であるECDDを通しても安全性が確認されており、CBDは国際的な規制対象から外れました。2018年には世界ドーピング協会でもCBDがドーピング対象から外れ、スポーツ選手でも安心して使える成分として認知されています。
CBDに依存性や中毒性がないことは、日本国内の様々な医師や専門家からも示されており、むしろCBDはアルコール依存症やニコチン中毒に対してそれを緩和させる効果があるのではないかとも言われています。
ちなみに、精神作用のあるTHCの中毒性は、カフェインと同じかそれ以下という研究結果があります(もちろんTHCは日本国内では違法です)。
⑶CBDに重篤な副作用はない
CBDには精神作用や中毒性はありませんが、副作用についてはどうでしょうか。 CBDは1日1,500ミリグラムまでを長期間摂取しても、副作用に対する認容性は良好だとされており、運動機能や心理機能(※1)を損なわず、心拍数、体温についてもほとんど変わらないと言われています。つまり、CBDには重篤な副作用はないと考えられます。しかし、量によっては水にも副作用があることや、ドラッグストアなどで購入できる一般医薬品にも多少の副作用があるように、CBDにも副作用が完全にないとは言い切れません。
CBDの代表的な副作用
強い眠気
口の渇き
吐き気
下痢
東京都消費生活総合センターに寄せられたCBD製品の健康被害の相談は2020年度に11件、2021年度に5件あったとされています。
内容は「気分が悪くなった」「湿疹が出た」「眠気がある」「頭痛がする」といったものでした。舩田正彦氏(※2)によると、CBDを使用する際の注意点は以下のようなものだと言います(※3)。
1) CBDを含むとうたっているが、実際に成分が入っているか
2) 幻覚作用などがある成分が入っていないか
3) 有機溶剤や重金属など、人体に害を及ぼす不純物が入っていないか
(※1) 感覚、直観、思考、感情
(※2) 国立精神・神経医療研究センター 依存性薬物研究室 元室長
(※3) https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220407a.html
CBDはたしかに上記のような副作用が報告されていますが、そのことでCBDの安全性が低いとは考えられません。上記の内容を見ると、CBD自体の副作用というよりも、CBD製品の質が副作用に影響していると考えられます。例えば、CBDオイルのベースとなるオイルの質が悪ければ、下痢を誘発することも考えられます。その他にも、2020年以前はCBDリキッド製品の中に違法成分などが含まれていたケースが多発していたと言います。このようにCBD以外の成分が人体に悪さをして副作用を引き起こすことは十分可能性のあることです。ですので、CBD商品を購入する際は、安心できる販売店を選んだり、成分分析表を確かめてから購入するようにしましょう。
安心できるCBD商品の選び方については過去に記事を書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
その上で、万が一体調に異変があった場合は、すぐ医療機関などに相談するようにしましょう。
【②CBDを使う時の注意点】
⑴THCフリーかどうかを確認
CBD商品を購入、使用する際は必ずTHCなどの違法成分が含まれていないことを確認しましょう。2023年現在、市販されているCBD商品にTHCなどが含まれていることはまれですが、SNSなどにて個人販売されているものを購入した場合には注意が必要です。CBDが輸入される際は税関で厳しくチェックされてはいるものの、法律上CBDの原材料は全て海外からの輸入に頼っています。そのため、人的ミスなどによってTHCなどが含まれている場合が少なからずあります(故意、過失にかかわらず)。
THCなどの違法成分や、よく分からない成分が入ったCBC商品を摂取すると刑事罰が課せられる場合もあり、何より、思わぬ副作用を引き起こす可能性があります。ですので、繰り返しにはなりますがCBD商品を購入する際は、安心できる販売店を選んだり、成分分析表を確かめてから購入するようにしましょう。
⑵運転運転前や妊娠中は注意が必要
CBD商品は、運転前のアルコールのように摂取してはいけない場面を決められていません。しかし、CBDは鎮静作用によるリラックス効果があるため、副次的に眠気を引き起こしたりします。特にCBDを使い始めた頃は、車の運転前や運転中、機械などの操作前は使用しないようにすることがおすすめです。
CBDは乳児にも使える安全な成分であり、妊娠中や授乳中にも摂取することができます。人間の体はCBDと似た内因性カンナビノイドと呼ばれる成分を体の中で生成、分解することが知られています。実はその内因性カンナビノイドは母乳にも含まれており、乳児の食欲調整をする働きをしているようです。しかし、植物性カンナビノイドであるCBDの妊娠中や授乳中の摂取については、現時点でその安全性を100%担保するような長期的かつ大規模な実験が不足していることから、妊娠中や授乳中は医師と相談の上で摂取をするようにしましょう。
⑶服用中の薬との併用には注意
持病などで薬を服用している方は、CBD商品を使用する際に注意が必要です。CBDは薬ではありませんが、服用中の薬との併用によって『薬物相互作用』と呼ばれる過剰な効果の発現、効果の減弱を起こす場合があります。つまり、CBDの摂取によって他の薬が効きすぎたり、反対に効かなくなってしまうことがあります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。特に、CBDの摂取が1日100mgを超える場合は、下記のような医薬品との相互作用に注意して、使用前に主治医に相談することが必要です。
ベンゾジアゼピン、抗うつ薬、抗精神病薬、麻酔薬、ステロイド、免疫抑制剤、抗凝固剤、スタチン、抗不整脈薬、カルシウム拮抗剤など
上記のような薬を服用している場合以外でも、何かの薬を使っていてCBD商品を使用する前には必ず主治医に相談してください。
CBDは自律神経を整えたり、痛みを和げたりして私たちの生活のストレスケアをしてくれる安心、安全な成分です。しかし、CBD商品を購入、使用する前は、商品の質を確認したり、使用を控えた方がいい場面があることなど正しい使い方があることを知っておいてください。