CBDオイルを使ってみたけど、「CBDの効果が感じにくい」とか「結局よく分からなかった」という経験はありませんか?私も使い始めた時は正直よく分かりませんでした、、、
CBDのことをよく調べてみると、ちょっとした使い方のポイントで「夢を見なくなったり」「朝のだるさが抜けたり」「食いしばりの緊張がほぐれていたり」
今ではCBDを得たい効果に合わせて自在に使いこなすことができています!今回の記事では、CBDオイルの効果が感じにくい原因とその解決方法について、私が集めた情報を分かりやすく解説します!
読むのが辛い、後でじっくり読みたいという方は以下の3つだけでも覚えてくださいね
- 効果を感じにくい場合はディストレートを選ぶ
- 効果を感じにくい場合は摂取量を上げてみる
- CBDの効果は長期的に考える
【CBDオイルの効果が感じにくい?質・量・期間の3つを見直そう】
【①CBD商品の選び方のポイント】
⑴アイソレート商品とディストレート商品の違いを知る
CBD商品は『CBDアイソレート』と『CBDディストレート』という2つの商品があり、ディストレートの方が体感が高いです!
CBDをはじめとするカンナビノイドは、単体で摂取するよりも他の成分と合わせて摂取した方がより良いと考えられていて、それを相乗効果(アントラージュ効果)と言います。
相乗効果の見込めるディストレート商品は、CBD以外のカンナビノイド(CBN、CBGなど)、テルペン、フラボノイド等の成分が全て含まれていて、お互いが組み合わさることで効果が高まると言われています!
効果があまり感じられない!という場合は、商品がアイソレートかディストレートかを見直してみましょう!
相乗効果については、過去のブログを参考にしてみてくださいね!
【アントラージュ効果って何?CBDアイソレートとCBDディストレートの違いを解説】
⑵吸収率の高い商品を選ぶ
CBD商品は摂取方法によって吸収率が異なります。オイルは吸収率が約30%〜40%と高いのが特徴ですので、特に初めてCBDを試す場合はオイルでの摂取をおすすめします!
例えば、オイルとグミでは同じ量のCBDが含まれていても、グミの方は効果を感じにくいという方もいます!体質によってはグミの方が合うという方もいらっしゃいますが、グミとオイルでは消化される体の場所が違っていて、それが吸収率の違いを生み出しています!
海外でも、医療現場ではオイルが主流!基本的にCBDオイルは吸収率が高くて、グミなどのエディブル商品は吸収率が低いです。
【CBDオイルの吸収率】(舌下に溜めて飲み込む場合)
消化される場所 :下の裏側にある粘膜
吸収率 :15%〜40%
効果の発現時間 :30分〜1時間
効果の持続時間 :2〜4時間持続
【CBDエディブルの吸収率】(そのまま食べる)
消化される場所 :主に肝臓や胃からの吸収
吸収率 :10%〜30%
効果の発現時間 :1時間〜2時間
効果の持続時間 :最大12時間持続
⑶CBDの含有量が多いものを選ぶ
CBDオイルに記載されている含有量は、その商品にどのくらいのCBDが入っているかを表します。CBD商品の効果をあまり感じない場合、1回当たりの摂取量が少ない可能性があります!
吸収率を考えても【オイル容器が10mLで『濃度』が30%くらいを選ぶ】ようにしましょう!これくらいであれば、1滴あたり12〜15mgのCBDが摂取できます!
ちなみに、、、
①10ml 30% 3000mg
②30ml 10% 3000mg
上記2つの商品があった場合、含有量は同じですが1滴あたりに摂取できる量は②の方が少なくなります。1滴〜2滴でしっかりCBDを摂取したい場合は【ボトル容量の少ない10%以上の濃度の商品を選ぶ】ことをおすすめします!
ネイチャーカンのサイトでは【CBDオイル1滴の量が簡単に分かる早見表】と、自分に合った摂取量診断ができますので参考にしてみてください!
(※4) https://www.naturecan.jp/pages/cbd-dosage-calculator
※CBD商品の濃度や含有量はボトルに記載。
※CBDを使う前は必ず振ってから使う。
【CBD商品の使い方のポイント】
⑷自分に合ったCBDの摂取量を知る
昭和大学の佐藤教授によると、CBDの1日の推奨摂取量は【体重1キログラムあたり5mg】が最大です。なので体重50kgの場合は250mgが1日に摂取していい最大量になります!
最初はその半分の量を、1日3回に分けて摂取したとすると、CBDの1回の平均摂取量は【体重50kgで1回あたり40mg】ほどです!
つまり、1日に125mgを超えない量をベースにして、自分に合った1回の割合を調整していきます!40mgでリラックスできればそれが自分に合った量になりますし、あまり感じなければ60mgくらいに増やしてみてもいいかもしれません。
⑸リラックスしたい時は多めに摂る
先ほどご紹介したように、CBDには『二相性』と呼ばれる特性があります。二相性とは同じ物質が低用量と高用量とで反対の効果を持つことを言います。
CBDに関してはこんな感じ!
低用量:覚醒作用
高用量:鎮静作用(リラックス)
CBDでリラックスしたい場合は多めにCBDを摂取する必要があるので、個人的に(体重55kg)夜は60mg程度を1回に摂取しています!
【オイル容器が10mLで『濃度』が30%】であれば3滴くらいになります!
⑹継続して摂取してみる
CBDの摂取期間についてガイドラインのようなものはないのですが、期間に限って言えば、個人的に少なくとも1週間〜2週間は継続して摂取する必要があると感じています!例えば、葉酸などのサプリは、1か月から3か月の継続が目安となっていて、サイトによっては半年から8カ月という情報もあるからです!
CBDオイルを使用したその日から効果を感じられる方もいれば、なかなか効果を感じにくいという方もいます。今日ご紹介したように、商品の選び方や量が関係している場合もありますが、2、3日ですぐやめてしまうというのはもったいないです!
最後に、アルコールを摂取する方からは胃からの吸収はあまり効果を感じないという声をよく聞きます!CBDを使うときはできるだけ空腹状態での摂取をおすすめします!
【①そもそもCBDとは何か?】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。なぜなら、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しているからです。
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵リラックス効果のある成分
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBD商品の種類
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!