「CBDオイルがすぐ変色する」
「CBDオイルの保管方法が気になる」
今回の記事は、そのような疑問を解決する内容になっています。
CBDオイルってどうやって保管する?
- CBDが劣化する原因
- CBDは密封、遮断、涼しい場所
- 補足と注意事項
【①CBDが劣化する原因】
ほとんどのCBD製品は、CBDを直射日光から守るため、遮光容器に入って販売されています。しかし、遮光容器は光から成分を守るものなので、気温が高い場所などに保存していると、成分の質が落ちてしまいます。
植物由来の天然成分は、化学的に作られた化合物と比べて安定性が低く、劣化しやすいという特徴があります。その要因は主に2つあり、「熱」と「他の物質との化学反応」です。
CBDオイルが熱などによって劣化すると、他の物質との化学反応によって香りや味に違和感が生じます。また、時間の経過とともに変色が起こり、濁ってくることがあります。
味と色の変化は、CBDオイルの鮮度を見分けるポイントになります。
CBD自体の消費期限は厳密に決められていませんが、基本的に6ヶ月以内に使い切ることをおすすめします。その間にも劣化は進んでいきますが、少しでも有効成分を活かすためにこのブログで保存方法を確認していきましょう。
しかし、特別な方法が必要ということではなく、生ものと同じような考え方で大丈夫です。
【①CBDは密封、遮断、涼しい場所】
『CBDオイルは空気に触れると酸化』してしまい、成分の劣化や変色などの原因になります。
開封後は、密封できる袋に入れて保存することがベストですが、少なくともボトルのキャップはしっかり閉めるようにしてください。
オイルの容器が遮光瓶でない場合は、詰め替えが必要な場合もありますので、できるだけ遮光容器に入った製品を選ぶということをおすすめします。
CBDオイルをカプセルに移して使用する場合は、空気に触れすぎないことを注意してください。
『CBDオイルは直射日光にとても弱い』です。
特に日当たりの良い窓際や、車などに放置するとCBDオイルが劣化しますので、太陽光が当たる場所には置かないように注意してください。
どうしても光が当たってしまう場合は、容器をアルミホイルで覆うなどして保存することをおすすめします
『CBDオイルは高温度と湿気にも注意が必要』です。
CBDは160~180℃の間で気化し、220℃以上になると完全に燃焼してCBDがなくなってしまうと言われています。高温になるにつれて分解が進みますので、温度と湿度が低く、直射日光の当たらない暗い場所に保管するようにしてください。
CBDアイソレートでは37℃の空間に放置した場合、24時間以内に約10%が劣化したという研究もあります
『CBDオイルは10℃〜20℃の環境で保存することがベスト』です。
夏場どうしても涼しい場所が確保しにくい場合、冷蔵庫に入れておくのも手段の一つですが、10℃を下回らないように注意しましょう。
- 直射日光は避けて光は遮断
- 空気に触れないように密封
- 10℃〜20℃の環境で保存
質の悪いCBDオイルを摂取することは、体にも経済的にもメリットがありません。
私自身も10℃〜20℃を厳密に測定したりして保存しているわけではありませんが、
夏場はキッチンペーパーを巻いて野菜室に入れたり、冬場は引き出しに入れたりして保存しています。
『つい、キャップを甘く閉めてしまったりする』ため、密封されているかどうかは必ず確認するようにしましょう。後にも触れていますが、雑菌の繁殖にもつながります。
【補足と注意事項】
CBDオイルの劣化というとき、それはCBDを希釈するベースオイルやテルペン(香りの成分)の変色や劣化によることが多いです。
エタノールを希釈剤とするCBDティンクチャーは、保存期間が長い分とても苦いです。
ベースオイルの中でも、へンプシードオイルはオメガ3系を中心としており、劣化しやすいので注意が必要です。
その他の注意事項としては、雑菌の繁殖を防ぐということが挙げられます。
CBDオイルはスポイトを使って口へ運びますが、できるだけ口の中には触れないように注意しましょう。
『CBDオイルは、使用前に必ず振る』そうすることで成分の偏りを防ぎますが、
その際に、オイルが容器に垂れてしまう場合があります。しっかり洗い流すか拭き取るかをして保存するようにしましょう。
水分が付着していると雑菌の繁殖につながります。
基本的に、全てのCBD製品は
- 密封
- 遮光
- 高温多湿を避ける ことで、保存状態を良くすることができます。
リキッド製品は香料が飛んでしまったり、劣化するのが早いため、温度環境には特に気を付ける必要があります。
リキッド製品を保存する場合は、吸い口にシリコンキャップをつけるようにしましょう。