CBDを使うメリットとは?
- 生活リズムを整えることができる
- 病気の予防ができる
- お洒落と健康を兼ね備えている
CBDの認識
筆者はCBD商品の製造者だけでなく消費者ともお話をする機会がよくあります
多くのCBDユーザーはCBDに対して以下のイメージを持ち、実際に使っています
・リラックスしたいときに使う
・前日寝過ぎたりして寝れないときに使う
・緊張をほぐしたいときに使う
どれも使い方としては正しいのですが
・自律神経が乱れやすい
・不眠
・緊張、強張り
などの悩みを本質的に改善したいのであれば、使い方の認識を変える必要があるかもしれません
なぜなら、CBDは「寝れないとき」など限定的に使っても効果を感じにくいからです。もっというと、CBDがアプローチする神経系や免疫、ホルモンバランスなどの改善は例えば食生活などの複合的要素も必要だからです
とここまで言うと、なんだ結局
「CBDを取るだけじゃダメで、日々の努力が必要じゃん」と言われますが
その通りです
例えば「健康サプリメント」をきちんと摂取すれば
たくさんの効果が得られると思いますが、途中で断念した人は何名いるでしょうか
そして、ここで強調したいのは
CBDは最近降ってわいたような成分ではなく
内情を知ると、このブログを最後まで読むと
明日から「CBD」を取りたくなると思います
少なくともCBDに対する認識が変われば筆者としては嬉しいです
生活リズムを整える
健康食品を取り扱うアメリカの会社が行った
「CBDの使用が及ぼす影響」の調査は以下の通りでした
概要
研究者: モリンダワールドワイドインク
方法: 質問紙法
対象: CBDオイルを購入した25歳〜72歳までの日本人男女
回答: 69件
発表場所: 第21回日本抗加齢医学会総会
期待: 不眠に対して 全体の45%
ストレスに対して 全体の15%
痛み・痒み・不定愁訴に対して 全体の9%
期間: 1ヶ月〜2ヶ月(毎日)
量: 約12mg
摂取方法: CBDオイル及び舌下摂取
結果
睡眠 :期待通りor期待以上 85%以上
ストレス :期待通りor期待以上 80%以上
痛み・痒み・不定愁訴 :期待通りor期待以上 85%以上
ここではアンケートの要約を紹介していますので
内容についてさらに詳しく知りたい方は以下のURLからご確認ください
https://www.atpress.ne.jp/news/264738
例えば摂取量を変えるとどうなるか?などまだまだ研究の余地はありますが、
ひとまず、以上の条件ではCBDオイルを下記のように
・CBDオイルの舌下摂取orドリンクに混ぜる
・1日10グラムほど
・1ヶ月〜2ヶ月
摂取しただけでも
・睡眠
・ストレス
・痛み・痒み・不定愁訴
に対して効果反応が見られたということになります
特に、生活リズムの根底になる睡眠の効果反応は良好で
ストレスや痛みの改善が睡眠の質も向上させることを加味すると
CBDが読者さんの生活リズムの改善に良い影響を与える可能性は大いにあります
病気を予防する
CBDは生活のリズムを整えるだけではなく、様々な病気の予防にも効果があると言われています
その鍵となるのが「内因性カンナビノイド」と「エンドカンナビノイドシステム」です
CBDは麻由来の成分ですが、実は人間の体内でもCBDと似た生理活性物質を生成・分解・活用していることが判明しました。それが「内因性カンナビノイド」です。
研究では、・加齢・ストレス・栄養不足などによる内因性カンナビノイドの欠乏が
自己免疫疾患
てんかん
心臓血管疾患
うつ病
不安神経症
統合失調症
多発性硬化症
悪心
月経症状
新生児の発育障害
などの「難病」とされている疾患の一因である可能性が示され、研究者はそれを「カンナビノイド欠乏症」と定義しています。
病気の原因を見つけるというのは途方もなく難しいことで、ゆえに解決方法が見つかっていない疾患を難病と呼びます
しかし、CBDを学ぶ上で気づいたことは健康にはバランスが最も大切ということ、そして、私たちの体はそのバランスを整えるために24時間休まず働いているのです
例えば、食生活のバランスはどうでしょうか
糖分や塩分を摂り過ぎると病気になります。なぜなら膵臓で分泌されるインスリンは、インスリン受容体と結びついて血液と細胞の糖のバランスをコントロールしており、それが崩れるからです。
食事の時間も偏れば体に不調をきたします。
ストレスはどうでしょうか?
よくストレスによって自律神経が乱れると言われますが、自律神経が失調するとは末梢神経神経(副交感神経と交感神経)のバランスが崩れている状態のことです。
一般的には、交感神経が優勢になり過ぎることが不眠につながると考えられています
夜になると脳内の会話がはじまるあれです。
さらに、「ストレスは万病のもと」という言葉があるように、それは神経、免疫、細胞の生成と体のあらゆる機能に影響を及ぼします
内因性カンナビノイドは神経保護物質としてそのバランスを整えるため、リラックス効果と、あらゆる病気に対しての効果を潜在的に持つと言われているのです
人間は
・体内でカンナビノイドを生成する
・体内にあるカンナビノイド受容体に結びつき様々な効果を発揮する
この一連の巨大な体内の仕組みを
「エンドカンナビノイドシステム(ECS)」と呼びます。
ちなみに、我々になぜ薬が効くのかというと
人間には各成分に反応する受容体という受け皿があり、それに対して成分が結びつくからです
お洒落と健康を兼ね備えている
CBDに関わらず、世の中には体の不調を改善するための食品や、サプリメントなどが山のように存在します
例えば、CBDと似た人間が持つ成分である内因性カンナビノイドは
脂肪酸をもとに作られます。ということは
CBDを摂取しなくてもオメガ6、3、9脂肪酸などを取れば事足りるということになります
ここでも各脂肪酸を摂取するバランスが大切なのですが、現代人のほとんどは、魚や植物に含まれるオメガ3が不足していて、とてもバランスが悪いと言われています。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか
・健康への意識が低い
・情報がたくさんあって分からない
・健康管理は大変(経済的・習慣的)
ということが上げられるかと思います
カンナビノイド受容体は他のどの受容体よりも数が多く、そして、それが一番多く存在する体の場所は「脳」と「生殖器系」なんです
筆者は側湾症を持っています
肉体的なバランスがとても悪いことで神経を圧迫し、いろんな不調に悩まされていました
CBDを摂取しても、すでに成長してしまった骨の矯正まではしてくれませんが
過敏になった神経を抑制し、日々を穏やかに過ごすためのサポートをしてくれています。
ヴィンチェンツォ・ディ・マルツォ(イタリア 生体分子研究所 研究部長)
「私たちがどのようにリラックスし、食べ、眠り、忘れ、守るかに影響を与える信号を伝えるECSは、生命の基本的なプロセスにとって必要不可欠」
人体が持つエンドカンナビノイドとカンナビノイド受容体が体内で相応し
食欲の調整・睡眠サポート・消化機能・感情・エネルギーバランス・脳の新しい細胞の生成。に至るまでを調整する大規模な体内システム
ECSがコントロールする体内の機能は以下の様な物があります。
食欲、睡眠、神経保護、痛み、性行動、疼痛、免疫、感情制御、運動機能、発達、老化、認知、記憶など、様々な人体の機能をECSがをコントロールしているのです。
加齢やストレス、栄養不足などにより、体内にあるカンナビノイドが不足すると「カンナビノイド欠乏症」の状態となります。
その様な状態になると様々な疾患になることが判明してきました。