「CBDオイルの舌下摂取ってどうするの?」「今のやり方で大丈夫なのかな?」
今回は舌下摂取の「方法・テクニック・メリット・注意点」を徹底解説していますので、この記事を読めば、もう迷うことはないはずです!
CBDを舌下で摂取する方法は?メリットやテクニックも解説!
CBDオイルは摂取方法がたくさんありますが、一番効率よくCBDを吸収できるのは舌下での摂取と言われています。本日は舌下摂取をするにあたってのメリットやポイントをご紹介します。
【CBDを舌下で摂取する方法とテクニックを解説】
⑴舌下摂取の方法
CBDオイルは舌下摂取という方法で摂取します。オイルに付属しているスポイトで舌の窪み(通常舌が収まっている部分)にオイルを垂らして飲み込みます!
『舌下に溜めて飲み込む』
消化される場所 :下の裏側にある粘膜
吸収率 :15%〜40%
効果の発現時間 :30分〜1時間
効果の持続時間 :2〜4時間持続
⑵舌下摂取をするときのテクニック
CBDオイルは、舌の窪みに30秒から60秒ほど溜めてから飲み込むことをおすすめします!それにより吸収率と即効性がより高くなるからです!
CBDは脂分の多いものと摂取すると吸収率が高くなると言われているので、MCTオイルがベースとなっているCBDオイルを選びましょう!
ちなみに、CBDグミなどのそのまま食べるタイプの商品は経口摂取になりますが、アメのように舐めていると消化される場所を変えることができ、吸収率や即効性が高くなります!
⑶CBDオイルと使うときの注意点
CBDオイルを使う前は必ずボトルを振ってから使用しましょう!そうすることで、成分の偏りを防ぐことができます!
また、CBDオイルを使う時は、スポイトが口内に当たらないように注意が必要です。口に当たると細菌繁殖の原因となります。酸化の原因となるキャップの閉め忘れにも注意が必要です!
CBDオイルの保管方法については過去のブログを参考にしてみてください。
【CBDを舌下で摂取するメリットを解説】
⑴吸収率が高い
CBD商品はタイプによって吸収率や効果が出るまでの時間が異なります。舌下摂取による粘膜吸収は、舌の裏側にある大きな血管からオイルを直接吸収するので体への吸収率が一番高いと言われています!
⑵即効性が高い
舌下摂取では「効果が出るまでの時間が30分〜1時間」と言われていて、即効性にも優れています!
「朝のだるさを取りたい」時や「入眠をスムーズにしたい」場合は、ある程度の即効性が必要だと思います。ですので、摂取方法の中でも早く効果が感じられる舌下摂取がおすすめです!
実は、CBDを寝る前に使う時は少し量を増やしたほうがいいんです、その辺りも別の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください!
【寝る前のCBDは何滴?摂取量の基準やおすすめについて解説!】
⑶1回の量を把握しやすい
オイル容器が10mLで、濃度が30%の場合は、1滴あたり約12〜15mgのCBDが含まれますので、摂取量の計算がしやすいことがメリットです!
口内に吹きかけて使用するスプレータイプは手軽ですが、量を一定に保ちにくいことが難点、、CBDグミも1回の量は把握しやすいです!
1滴で摂取できるCBDの量はオイル容器の大きさによって変わります!過去のブログを参考に、今あるCBDオイルで計算してみてくださいね!
【1滴で摂取できるCBDの量は?CBDオイルの濃度と含有量の関係も徹底解説】
【②そもそもCBDとは何か?】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。その証拠に、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵リラックス効果のある成分
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBD商品の種類
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!