CBDオイルを摂取するとき、1滴にどれくらい成分が入ってるのか気になったことってありませんか?
実は、1滴の含有量が分からないとCBDの正しい摂取量が計算できず、効果が感じられなかったりしてしまいます。「1滴でどれくらいのCBDが摂取できてるんだろう?」「1滴あたりの計算方法はどうするの?」という疑問を一緒に解決していきましょう!
1滴で摂取できるCBDの量は?CBDオイルの濃度と含有量の関係も徹底解説
CBDを買ったとき、「1〜2滴を目安に摂取」と書かれていることってよくありますよね?
でも、「実際に口にする1滴当たりの含有量はどれくらいなの」と疑問に思ったことありませんか?
これって実は皆さん結構気にされていることで、実際に「1滴でどれくらいのCBDが摂取できてるの?」という相談をよく受けるんです!
確かに、この1滴の量が分からないと、どれくらい摂取して良いものか、また、量を調整したい時に判断できませんよね、、
今日のブログではそんな皆さんの疑問にお答えするために、「1滴のCBD量」について分かりやすく、徹底的に解説していきます!
【①オイル1滴に含まれている量】
⑴オイル1滴に含まれている量
オイル1滴に含まれている量はこんな感じ!
【オイル容器が10mLで『濃度』が30%の場合は、1滴あたり12〜15mg】
ちなみに、CBDオイルを購入する際は1mLまでのメモリがスポイトについているものを選ぶようにしましょう!ほとんどのCBDオイルにはメモリがついているはずです!
CBDグミに置き換えると、グミ1個の含有量が20mg程度なので、CBDオイル2滴分くらいに相当します。
個人的には、20mgだと効果が感じられないことがあるので、上記のCBDオイルの場合では3滴くらいを摂取します。
CBDは量が少なすぎると目が覚めてしまう特性を持っていて、実際に「CBDオイルが効かなかった」という声の多くは、用量が原因であることが多いんです、、、
摂取量の基準やCBDの特性については過去のブログを参考にしてみてくださいね!
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や特性を徹底解説】
【②オイル1滴に含まれている量の計算方法】
⑴オイル1滴に含まれている量の計算方法
次に、CBDオイル1滴に含まれるCBDの量は下記のように計算します!
『ボトル容量 × 濃度 = 含有量』となります。
例えば、
ボトル容量:10mL
濃度 :30%
の一滴あたりのCBD含有量を知りたい場合、
10×0.3(30%)=3000mg(3mL=3g=3000mg)
まず、この3000mgがオイル全体に含まれているCBDの量になります!
オイル全体に含まれているCBDの量は製品に書いてあることが多いので、大切なのはここからです!
上記の内容だと、CBDオイル1mL(3mL /10mL)には、およそ300mgのCBDが含まれていることになります。
その300mgに約20滴分を割ると、1滴あたりは約15mgであるということが分かります!
【オイル容器が10mLで『濃度』が30%の場合は、1滴あたり12〜15mg】
と覚えておきましょう。ちなみにCBDオイルを使用する前は必ずボトルを振ってくださいね!
【③濃度よりも含有量に注意する】
⑶濃度よりも含有量に注意する
CBDはミリグラムで表記されていることがほとんどですが単位の変換が少しややこしいですよね。
1mlは1g(1000mg)となります!
『濃度の単位は%』で表され、『CBDの含有量はmg』と覚えておきましょう。
なぜこのことが重要なのかというと、CBDオイルは『濃度』だけを見るのではなく『含有量』が大切だからです!濃度だけに注目して買っても、実際の含有量は少ないなんてこともあります、、、
果汁100%のグミと聞くと全て果汁でできているように思いますが、それはあり得ません。グミには果汁以外のゼラチンなどが含まれているからです!
CBDオイルも、『濃度』だけを見るのではなく『含有量』を注意して見るようにしましょう。
例えば、
『濃度』が高そうに見えても『含有量』は同じになります。
①10ml 30% 3000mg(3g)
②30ml 10% 3000mg(3g)
こちらの場合は、『濃度』が同じでも『含有量』は④の方が高いです。
③10ml 10% 1000mg(1g)
④30ml 10% 3000mg(3g)
最後は、『濃度』が低くても『含有量』は⑥の方が高いです。
⑤10ml 10% 1000mg(1g)
⑥30ml 5% 1500mg(1.5g)
『濃度』と『含有量』の関係はCBDオイルのボトル容量によって変わるということを踏まえて、まず『含有量』はどれくらいなのか、そして、それに対する『容量』はどれくらいなのかという順番で考えるようにしましょう!
業界では『濃度』が10%以上のものは、どの容量でも『高濃度』と認識されているようです。ちなみに、CBDの『濃度』や『含有量』は、たいてい、製品のボトルに記載されています!
※本来は、ミリリットルからグラムへの単位変換の際、物質の質量も計算に入れなければなりませんが、今回は混乱を避けるために考慮していません。ご紹介した数値は全て「おおよそ」で、精密なものではありませんのでご注意ください!
【①そもそもCBDとは何か?】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。なぜなら、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しているからです。
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵リラックス効果のある成分
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBD商品の種類
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!