「CBDオイルが苦くて使いづらい」
「舌下摂取以外の方法を知りたい」
CBDオイルって植物特有の苦味があったり、オイル感が苦手という場合がありますよね?実はそれらの理由でCBDを断念する方は結構いらっしゃいます!本日はCBDオイルでも不快なく摂取できる方法や、それぞれの違いについて徹底解説していきます!
とりあえずサクッと知りたい場合は以下だけでも見てくださいね!
- 苦味を感じる場合は、オイルを食事やドリンクに入れる
- CBDオイルのフレーバーを変えてみる
- CBDカプセルを検討してみる
CBDオイルが苦手でも安心!苦味を感じない摂取方法をご紹介
【苦味を感じないCBDオイルの摂取方法】
⑴食事やドリンクに混ぜる方法
CBDオイルの苦味やオイル感が苦手な方は、スープやサラダ、ドリンクに混ぜて摂取することも可能です。CBDは植物性由来なので、その独特の草感が苦手という方も多くいらっしゃいます!
CBDは油によく溶ける性質を持っています。なので、食事と一緒に摂取するときは油分の多い食事に混ぜることをおすすめします。『DHA』や『EPA』の摂れる魚料理(マリネなど)と相性がよく、食事があっさりと仕上がります!
CBDは160〜180℃以上で気化してしまうため、火で調理が必要なメニューに入れてしまうと、CBDの成分が飛んでしまいます。なので調理後のお料理やサラダなどにかけて召し上がってください。
最近はドリンクやお料理に混ぜる専用のCBDも発売されていて、吸収率が通常の600倍とも言われています。詳しくは過去のブログを参考にしてみてください!
【水溶性CBDって何?普通のCBDより吸収率が高い??使い方やメリットを解説!】
⑵直接飲み込む方法
CBDオイルは舌下のくぼみにオイルを垂らして、1分ほど溜めてから飲み込む「舌下摂取」が一番効果的だと言われています。臓器を経由せず口腔の毛細血管から直接血流に取り込まれるためです!
しかし、舌下摂取は苦味をより感じやすかったり、口に溜めておくのが苦手という方もいらっしゃいます。その場合、オイルを溜めずにそのまま飲み込んでも大丈夫です!
すぐに飲み込んでしまうと吸収率が少し落ちてしまいますが、量を多めに摂ったり空腹時に摂取するようにして対策をしましょう!
⑶CBDカプセルを検討する
CBDオイルは市販の空カプセルに移してから飲むことも可能です。カプセルにすると小腸までCBDがダイレクトに届くので食事と一緒に摂取するよりは吸収率が上がります!
カプセルに移す作業は少しコツが必要ですが、持ち運びができて、どこでもサッと飲めるのでライフスタイルに合わせやすいことがメリットです。最近はCBDカプセルも販売されています!
カプセルとオイルの違いをまとめていますので過去の記事も参考にしてみてください!
【CBDカプセルとオイルの違いは?タブレットタイプとの違いについても解説】
【摂取方法の違いのまとめ】
続いて、先ほどご紹介した3つの摂取方法の違いを確認していきます!
⑴食事に入れた場合
消化される場所 :主に胃や小腸からの吸収
吸収率 :10%〜30%
効果の発現時間 :1時間〜2時間
効果の持続時間 :4~6時間持続
メリット :舌下摂取よりは苦味を感じない
デメリット:吸収率が下がる
解決策 :摂取量を上げる、空腹時に摂取する
⑵CBDカプセルの場合
消化される場所 :主に小腸からの吸収
吸収率 :10%〜30%
効果の発現時間 :30分〜2時間CBDカプセルを選ぶ
効果の持続時間 :6時間以上持続
メリット :効果の持続が長い、苦味を感じない、持ち運べる
デメリット:舌下摂取よりは吸収率が下がる
解決策 :高濃度タイプを選ぶ
⑶舌下摂取の場合
消化される場所 :舌の裏側にある粘膜
吸収率 :15%〜40%
効果の発現時間 :30分〜1時間
効果の持続時間 :2〜4時間持続
メリット :即効性が高い、吸収率が高い
デメリット:苦味を感じる
解決策 :カプセルなどを選ぶ、フレーバーを変えてみる
舌下摂取の方法やメリットをより知りたい方は過去のブログを参考にしてみてください!
【CBDを舌下で摂取する方法は?メリットやテクニックも解説!】
【②そもそもCBDとは何か?】
⑴CBDは植物性由来の成分
【CBD】は大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の一つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。その証拠に、CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています
2021年頃から日本でも一般認知され始めたCBDは、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは主にリラックス効果を引き出したり、海外では癌の治療薬としても使われる一方で、最近では保湿効果やアンチエイジング効果、にきびや湿疹といった肌トラブルを改善する働きが認められ、CBD入りの化粧水やクリームが大人気の商品となっています。2022年にはグミでお馴染みのU-HA味覚糖がCBDとコラボしたり、街中の自動販売機でCBDドリンクを見かけることが多くなり、今後ますます認知度が高くなっていくと思います。
⑵リラックス効果のある成分
CBDは主に「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「美肌・保湿効果(抗炎症作用・抗酸化作用)」といった効果があります。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」と検索するといろんな情報が出てきますが、CBDがなぜそのような効果を持つのか、ポイントを2つにまとめてみました。
①CBDが身体のバランスを整えるから
人間の体内には、自分の身体を調節するエンド・カンナビノイド・システム(以下ECSと略称)と呼ばれる機能が備わっています。
ECSは外部からの肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、体内のバランスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。ECSは人体の制御装置と表現されたりもします。ところが、このECSを動かすために必要な「カンナビノイド」は、加齢やストレス、栄養不足などによって数が減少してしまいます。ECSの働きが弱るとカンナビノイド欠乏症という状態になり、それが様々な疾患につながることも明らかになりました。
実は、私たちの体内には内因性カンナビノイドと呼ばれるCBDに似た物質を持っており、普段はそれを利用してECSを働かせています。CBDは植物性カンナビノイドと言います。
ECSの乱れによって生じる体の不調
自律神経機能の不調
不定愁訴
うつ病
アルツハイマー
糖尿病
心臓病
アレルギー
線維筋痛症(全身の筋肉や関節などの痛みやこわばり)
偏頭痛
カンナビノイド欠乏症には植物性カンナビノイドであるCBDが有効であると言われており、外部からサプリのように摂取してあげることで、ECSの働きをサポートしてくれます。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
CBDの摂取方法について知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
②CBDが自律神経を整えるから
CBDはセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えてくれます。この仕組みが、CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われる理由です。長期間の不安感やストレスは、自律神経の乱れや、うつ病などの精神疾患につながる可能性があり、さらに、ECSを正常に働かせるカンナビノイドも減少させてしまいます。CBDがもたらす不安感の解消やリラックス効果、ストレス緩和は、自律神経の乱れを整えます。
CBDと自律神経については過去のブログを参考にしてみてください。
⑶CBD商品の種類
CBDにはたくさんの種類の商品があり、CBD商品に含まれているCBDの量、性質、体の部位による吸収率の違いなどを考えて製品選びをする必要があります。しかし、基本的に「CBD商品は食べる、塗る商品がある」ことと、「CBDは自分がリラックスしたいときに摂取する」の2点を覚えておけば大丈夫です。
主なCBDアイテム
CBDオイル
CBDエディブル(グミ、チョコ、アメ、タブレット)
CBDバーム(クリーム、リップ)
CBDバスボム(入浴剤)
CBDスキンケア(フェイシャルマスク、美容液)
CBDの摂取方法や各商品の違い、摂取量の目安なども過去の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください
【CBDってどれくらい摂取すればいいの?適量や目安、タイミングを解説】
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【オイルとグミはどっちがいい?自分に合うCBD製品が知りたい。CBD製品による吸収率の違いを解説】
CBDオイルやエディブルはそのまま食べて使います。胃や口腔の毛細血管から吸収され、体の内側全体からリラックス効果を引き出します。
CBDバームやスキンケア商品は、CBDが肌に作用することで局所的な痛みや炎症の改善が期待できます。
CBDはネットで購入することもできますが、初めての方は不安もあると思います。最近ではCBDの専門店やCBDカフェも関東を中心に見かけるようになりましたし、自身の悩みを相談するとおすすめの商品を紹介してくれたり、テイスティングができる店舗もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
【③補足と注意事項】
CBDオイルはCBDの原料を溶かすために、ベースオイル(希釈剤)で薄めて製品化されます。一般的に、ベースオイルはMCTオイル、ヘンプシードオイル、セサミオイルなどの植物の種子から抽出された油と混ぜられることが多いです。
MCTオイルはココナッツから抽出されるオイルで、アレルギーをお持ちの方はベースオイルの選び方にも注意が必要です。
CBDティンクチャーとは、オイルではなくアルコール(エタノール)で希釈されたものです。オイルよりも、保存できる期間が長くなりますが
①そのままだと味が非常に苦くなる
②アルコールが飛ぶため、肌への塗布には使えない
などの理由から、初めはCBDオイルの使用をおすすめします。
ヘンプシードオイルなどは、それ自体の栄養素も豊富で
CBDを初めとするカンナビノイドとの相乗効果も期待できるといわれています。
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に服用中の薬が体内で作用する時間を長くする可能性があります。これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があると言われています。
服用中の薬が効き過ぎてしまうことを避けるために、持病などで薬を服用している方は必ず主治医に相談してくださいね!