この度は当ブログ(イップクCBD)にアクセスしていただきありがとうございます。イップクCBDでは忙しい現代に「一福(服)」を届けられるように、CBDの活用法などをご紹介しています。
「最近なんだか体調がすぐれない」
「ストレスを感じることが多くなった」
「自律神経の乱れってどういうこと?」
今回の記事では自律神経を整える上で知っておきたいことを分かりやすく解説します!
読みたいけど時間がない!という方は、以下の3つだけでも覚えてください。
「自律神経の乱れはやばい」
「自律神経改善には食生活と睡眠」
「自律神経改善にはCBD」
自律神経を乱さないための習慣
【そもそも自律神経とは】
⑴ 自律神経とは
⑵ 自律神経が乱れる原因
⑶ 自律神経が乱れるとどうなるか
【生活習慣】
⑴ 食生活
⑵ 運動
⑶ CBDを摂取する
【③補足と注意事項】
【そもそも自律神経とは】
⑴自律神経とは
自律神経とは、自分の意思に関係なく体の機能を調整している末梢神経のことです。この末梢神経は、意思によって手足を動かす「体性神経」と意思に関係なく身体の機能を調整する「自律神経」に分けられます。例えば、夏の暑い時に手で仰ぐのは体性神経、汗が出るのは自律神経の働きによるものと言われます。
この自律神経はさらに2つに分けることができます。それが「交感神経」と「副交感神経」です。交感神経は身体を活発に動かすときに働き、副交感神経は身体を休めるときに働きます。つまり、この2つは体に逆の働きを指示しています。
私たちの身体は生命維持のために身体の状態を一定に保とうとする機能が備わっており、それをホメオスタシスと言います。自律神経はホメオスタシスの1つであり、交感神経と副交感神経のバランスによって身体の状態が一定に保たれています。冬と夏で温度が変わっても私たちの体温が変わらないのは、自律神経やホルモン分泌、免疫といったホメオスタシスの機能が自動的に身体を調整しているからです。
ちなみにこの身体のホメオスタシスを正常に動かすために重要なのがエンド・カンナビノイドシステム(ECS)という別の機能で、ECSが働かないとホメオスタシスが崩れてしまいます。
ECSについて詳しく知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてくださいね。
⑵自律神経が乱れる原因
私たちの身体には、ホメオスタシス(自律神経・免疫・ホルモン分泌)と呼ばれる機能が備わっており、これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節しています。しかし、このバランスは様々な原因によって崩れることがあります。個人的には以下の2つが自律神経を乱すものと考えています。
自律神経を乱す原因
不規則な生活
→睡眠が昼夜逆転している
決まった時間に食事をしない
ストレス
→人間関係や仕事、生活環境の変化などによる心理的ストレス
→音や温度などによる物理的ストレス
ストレスの原因について詳しく知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてくださいね。
【CBDと健康カテゴリ】ストレスの原因はどれ?
細かく挙げればまだまだあるとは思いますが、主に不規則な生活やストレスによって自律神経がバランスが乱れると、交感神経が優位のまま興奮し続けている状態となり「自律神経失調症」と呼ばれる症状になってしまう可能性があります。
自律神経失調症は、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)や先天的要因などが原因となる場合もあります。特に、女性はホルモンバランスの変化から自律神経が乱れやすいです。
ストレスから来る自律神経の乱れは、ストレス社会(新型コロナウィルスや先行きの不安、情報社会の過度な進展)と言われている現在、働く女性・男性にとって厄介な問題であると言えます。
⑴自律神経が乱れるとどうなるのか
自律神経の乱れは日常生活に支障をきたす場合もあり、日々の生活の質を低下させます。個人によって症状は様々ですが、ひどくなるとうつ症状を誘発する場合もあります。
全身的な症状
だるい
眠れない
疲れがとれない
吐き気
食欲不振
肌荒れ
器官的症状
頭痛
耳鳴り
動悸
息切れ
めまい
立ちくらみ
下痢や便秘
頻尿、残尿感
冷え症
精神的症状
情緒不安定
イライラ
不安感
うつ
といった症状が現れることもあります。重度の場合には、医療機関による治療が必要ですが(ホルモン剤や抗うつ剤)、最も大切なことは、ストレスのコントロールと生活習慣の改善(規則的な睡眠と食事)です。
【生活習慣】
⑴ 食生活を見直す
⑵ 睡眠改善をする
⑶ CBDを摂取する
⑴食生活
自律神経を整える上で食事はとても大切になります。できるだけ3食を食べることが理想ですが、朝どうしても時間がない、朝食べる習慣がない場合はお味噌汁やスープから始めてみましょう。夜帰るのが遅くなる場合は、できるだけ消化の良いうどんや、身体を温める鍋がおすすめです。1人暮らしの場合、調理の手間も省くことができます。
食事の内容としては「タンパク質とビタミンが基本」になります。
タンパク質
タンパク質は、炭水化物、脂質とともに三大栄養素と呼ばれており、生体機能を維持、脳の成長、機能の発揮に欠かせない栄養素です。タンパク質は体内では生成されない必須アミノ酸が豊富に含まれており、この必須アミノ酸が神経の活動の伝達に不可欠な神経伝達物質の元になります。
脂質(オイル)はCBDオイルのベースとなる材料です。良質なオイルの選び方については過去のブログを参考にしてみてくださいね。
【CBDのベースオイルの特徴とは?MCTオイルやオリーブオイルなど種類を解説】
ビタミン
ビタミンは、特にビタミンB群やCが自律神経失調症の症状の緩和を期待できると言われています。ビタミンB6は、セロトニンの元である「トリプトファン」と呼ばれる必須アミノ酸を合成するのに必要不可欠です。ビタミンB6はレバーやかつお、マグロなどに多く含まれています。
次に、ビタミンCはストレス緩和に役立つと言われています。ビタミンCは抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成を助けるため、ストレス緩和には欠かせない栄養素になります。ビタミンCは、キウイやオレンジ、レモン汁をソーダで割って摂取することをおすすめします。ブロッコリーにも多く含まれています。
ビタミンは、カンナビノイドのアントラージュ効果のようにお互いに協力しあって作用を発揮すると言われています。ですので、上記以外のビタミンA、E、Dなどをまんべんなく取ることも重要です。
アントラージュ効果について詳しく知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてくださいね。
【アントラージュ効果って何?CBDアイソレートとCBDディストレートの違いを解説】
その他に、おすすめの食材は納豆(発酵食品)です。納豆にはGABAやトリプトファン、ビタミンB2などの栄養素が含まれており、完全食と言われています。
上記のように、自律神経を整えるために日々摂取した方が良い食材とは反対に、摂取しない方が良い食べ物もあります。ビタミンやタンパク質を取ると簡単に言っても、栄養素を考えて食事をするのは結構な労力が必要かと思います。その場合は避けるべき食べ物を把握するだけでも、自律神経を整えるのに大変役立ちます。
トランス脂肪酸は、過剰に取りすぎると動脈硬化のリスクが高まると言われている脂肪分です。トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやインスタントラーメン、揚げ物、スナック菓子はできるだけ控えるようにしましょう。また、糖分を多量に含む食べ物は、低血糖症を招く恐れがあります。低血糖症は発汗・動悸・手足の震えなどの症状があるため、自律神経失調症を悪化させる要因になってしまいます。
⑵睡眠
睡眠は自律神経と密接に関わっています。私の経験上、睡眠不足は自律神経を乱す最大の原因だと思います。何より、寝れないときの時間は余計なことが次々と頭に浮かび、地獄のように感じられます。
不眠の原因は様々ですが、自律神経がストレスによって乱れると、不眠を誘発し、また自律神経が乱れるという悪循環に陥ります。どこから手を付ければ良いか分からない場合は、まず睡眠の改善から着手することがおすすめです。
睡眠改善の重要なポイントはいかに体内時計を保つかということに尽きます。寝る時間になると自然に眠たくなるという状態がベストで、それを体に覚えさせることができれば睡眠問題は解決したも同然だと思います。
体内時計を狂わさないためのポイント
1 朝の光を浴びる
2 朝食を摂る
3 昼寝は15時までに30分以内に留める
4 カフェインは就寝の4時間前までに済ませる
5 食事は就寝の2時間前までに済ませる
6 夜遅くの運動は避ける
7 寝室を明るくしすぎない
8 休日との起床時間の差は2時間以内に留める
9 寝る直前までスマホを使用するのを控える
10 過度のアルコール摂取を避ける
以上の項目をできることから始めてみることで、体内は、「夜は副交感神経を優位にする」ということを覚えます。つまりリラックスできることによって入眠がスムーズになります。
⑶CBDを取る
自律神経を乱さない食生活、睡眠改善に加えて試していただきたいことが「CBDを摂取する」ことです。CBDは植物性由来の化合物(フィトケミカル)で、その効用の広さから医療・健康・美容業界からも注目を集めている最先端の成分です。CBDは大麻草から採れる【カンナビノイド】と呼ばれる成分の1つですが、多くの方がイメージするような精神作用(いわゆるハイの状態)・乱用性・中毒性はありません。CBDは日本でももちろん合法で、WHOや日本の厚生労働省がCBDに対する安全性や有用性を担保しています。
CBDについてもっと知りたい方は、過去のブログを参考にしてみてください。
なぜ、自律神経を整えるのにCBDが有効なのかというと、CBDには「リラックス(抗鎮静作用)」「ストレス軽減(抗不安作用)」「催眠作用」といった効果があるからです。実際に、グーグルなどで「CBD リラックス」「CBD 睡眠」などで検索するといろんな情報が出てきますが、ポイントは2つです。
①CBDが自律神経を整えるから
冒頭で、自律神経とは身体の生命維持のために身体の状態を一定に保とうとする機能(ホメオスタシス)の1つとご紹介しました。この機能を正常に動かすために必要なのがエンド・カンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれる体内の仕組みです。人体機能のマスターコントローラーとも表現されるこの仕組みは、外部から肉体的・感情的・心理的なストレスを受けたときに、ホメオスタシスを取り戻すと同時に、肉体的な快感や活力、健康状態を調整するということが研究で分かっています。そのECSを動かすために必要な物質がカンナビノイド(CBD)であると言われています。CBDはECSを介してセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え、自律神経を整えます。CBDにストレス緩和やリラックス効果があると言われるのはこのためです。
ECSについてもっと知りたい!という方は、過去のブログを参考にしてみてください。
②CBDが入眠をスムーズにしてくれるから
CBDは副交感神経を優位にして心拍数や血圧を低下させるため、リラックスによる催眠作用があると言われています。さらに、CBDは睡眠や不安感、気分などに影響するセロトニン受容体と結びつくことで、睡眠の質の向上を助けてくれます。
自律神経の乱れは日々の生産性を損なうものであり、うまく処理できない状態が続くと日常に支障をきたし、自律神経失調症に進展してしまうこともあります。「最近なんだか体調がすぐれない」「ストレスを感じることが多くなった」「自律神経の乱れをなんとかしたい」という方は、手段の1つとしてCBDを取り入れてみてはいかがでしょうか?
ところでそのCBDはどうやって摂取するの?と気になる方は、過去のブログを参考にしてみてください。
【直接?食事に入れる?CBDを摂取する方法は?CBDオイルの摂取方法を紹介】
【③補足と注意事項】
現在、持病などで薬を服用している方は、カンナビノイド製品を使用する前に必ず主治医に相談してください。
CBDは薬ではありませんが、『薬物相互作用』を起こす場合があります。
市販薬を含め、薬は肝臓の酵素によって代謝されます。CBDはその酵素の働きを阻害するため、結果的に薬が体内で作用する時間を長くします。
これは果物のグレープフルーツでも起こる可能性があり、他の薬が効き過ぎてしまうことを避ける必要があります。
特に、CBDの摂取が1日100mgを超える場合は、下記のような医薬品との相互作用に注意して、使用前に主治医に相談することが必要です。
ベンゾジアゼピン、抗うつ薬、抗精神病薬、麻酔薬、ステロイド、免疫抑制剤、抗凝固剤、スタチン、抗不整脈薬、カルシウム拮抗剤など